
スマートフォンが普及し、気軽に動画を撮る機会がたくさん増えました。
ビジネスや冠婚葬祭の行事でも動画を扱うことが増え、撮った動画を編集する時何を使えば…と困ったことはありませんか?
そんな時、手軽に動画編集が行えるPawEditorをご紹介します。
◇PawEditorでできること
- 動画に画像、テキスト、図形、動画などを合成できる
- スローモーションなどの再生速度の変更
- 字幕の挿入
- MP3、MP4といったファイルの読み込み
- ぼかし、シャープ、モザイク、シーンチェンジなどの特殊効果
- 音声の入れ替え、音量調整、音声エフェクト、位置調節
- 色調調整、塗りつぶし、トリミング ほか
- 手振れ補正
- 無料素材を使った動画作成
◇対応環境/スペック
- 日本語対応
- Windows 7/8/10対応
詳しいスペックは製品ページを参照してください!
購入する前に無料体験版で動作確認ができます。ぜひ一度使って試してみるのはいかがでしょうか?
無料体験版からでもライセンスを購入し認証を行うことでそのまま使うことができます。
無料体験版には、
・出力されたファイルにはソフトのロゴのウォーターマーク(透かし)が入ります。
・一部の機能の制限(購入後のみ使えるエフェクトなど)
以上の制限があるので注意してください。
PawEditorのライセンスは3種類用意されています。
便利な機能が盛り沢山で7000円ならお手頃ですね!

また、動画関連ソフト二つとセットで安くなるキャンペーンもありますので、ぜひ検討してみてください。

実際にソフトを使ってレビューしてみます。
インストール方法の説明をします。
まず、PawEditorのサイトにアクセスをします。

中央に赤く囲ってあるダウンロードボタンをクリックするとインストーラーのダウンロードが始まります。
インストーラーを起動すると、自動的にインストールが開始されます。
以上でインストールは完了です!
〜実際に起動して使ってみましょう〜
起動するとこのようなウィンドウが出ます。

『新規プロジェクト』を押すと、新しくプロジェクトが作成されます。
体験版を使用したい場合は、『後で登録』をクリックしましょう。
※この後の画面でも購入することができます。

プロジェクトの設定を行います。
予め、プロファイルが用意されていて、1080p 720pなど選ぶことができますが、カスタムでサイズを設定することも可能です!

全ての設定を終えると次のような画面が出ます

各部の説明をします
①作業メニュー
プロジェクトを保存、別名で保存などのボタンが並んでいます。
それぞれのボタンはカーソルを当てると説明が出てくるのでそれをみて参考にしてください。
画面収録も一番右のボタンからできますよ!
②・③ ライブラリ
素材として読み込んだファイル、編集中にできた素材が表示されます。
エフェクトやトランジションも②のタブを切り替えることで確認ができます。
編集する際は、ここの機能を活用して動画を作りましょう!
④編集ボタン
リドゥ・アンドゥボタンが配置されています。右から2つ目のエンピツボタンはカバレッジモードのボタンで、エフェクトのテンプレート編集・プロパティを編集などの操作ができます。
⑤タイムライン
トラックの上に動画・音声・エフェクトを並べる事によって動画を作成します。
トラックを増やせるので画像編集のレイヤーのように編集が行えます。
⑥プレビュー画面
プレビュー画面で編集している動画を再生することができます。
リアルタイムで編集している動画の確認が可能です。
さて、実際に動画の編集を行いましょう!
ライブラリタブを開いた状態で、③のエリアをダブルクリックすると動画の取り込みを行えます。
取り込んだものをタイムライン上にドラッグアンドドロップするとタイムラインに表示されます。

たくさんのエフェクトがあるので、本当は全てを紹介したいのですが、今回は『ガウスぼかし・トランジション』を説明します。他のエフェクトも概ね似たような操作なのでこちらを参考にしていただければ問題なく使いこなせるようになります。
このガウスぼかしエフェクトはキーフレームに対応しています。
キーフレームとはなんぞや?と思う方もいると思うので説明すると、例えば動画の途中でエフェクトを使いたいと思う時がありませんか?その時普通にぼかしを適用すると動画の最初から最後まで効果がかかってしまいます。
動画をいちいちトリミングして効果を設定するのは面倒ですし、設定値を変更するのも複雑です。その時キーフレームを使うとトリミングしていない動画の途中にもエフェクトを適用することができるのです!
では、実際にエフェクトを適用してみましょう!
エフェクトタブを開いてガウスぼかしエフェクトをクロップしたい動画のところにドラッグしましょう!
そうすると③のところにガウスぼかしのプロパティが出ます。
ぼかしの量を増やすとどんどんボケるのがわかると思います。

このままでも使えるのですが、キーフレームを操作してみましょう!
黄色で囲ったエリアのところにもタイムラインのようなものが表示されていますよね、ここで時間によって効果の効き具合を調節できます。
『キーフレームを打つところ』というところをクリックしてください。
画像のように何やらまた新しいものが表示されたと思います。これはぼかしのキーフレームです。
次に黄色のエリアの時間を少しずらして赤く囲った+ボタンを押してください。
ダイヤの形をしたものが表示されましたよね。ではそれを次のようにしてみましょう

そうすると動画はこのようになります

段々ぼけていくのがわかるでしょうか?もちろんキーフレームのポイントを増やせばぼかしたり戻したりを自由自在に操ることができます。
便利な機能ですよね!
それでは次にトランジションについて解説します!
これは次の動画を滑らかに切り替えるためのエフェクトです。次の動画に移る時いきなりパッと切り替わったらスマートじゃないですよね。
さてキーフレームの左上の戻るボタンを押すと最初のライブラリページに戻ることができます。
トランジションのタブを開き、今回は『左から右へ』を使ってみましょう!
先ほどと同じようにドラッグをするのですが、動画と動画の間に入れるようにエフェクトを追加しましょう!
自然に動画と動画をつなげることができました!
タイムライン上のトランジションをダブルクリックし、プロパティを編集のタブをクリックすると
トランジションについて細かく設定をできます。左から右を逆にしたり、上から下にしたりすることができます。
また、切り替わる時間も設定できます。

以上、PawEditorの簡単な操作説明でした。
使ってみて、シンプルかつわかりやすいインターフェースなのに機能はしっかりとしていると感じました。
筆者は有名なA社のソフトを使ったことがありますが、上級者向けで使いづらいと感じていました。
手軽に動画を作成するなら断然PawEditorがおすすめです。ぜひ、体験版を試しに使ってみてその使い心地を体感してください。
他にも公式から便利な使い方のTipsが公開されています、ぜひ参考にしてください。ここでは紹介しきれなかった機能の紹介がされています。
https://www.fonepaw.jp/tutorials/add-music-to-video.html
https://www.fonepaw.jp/tutorials/trim-video.html
また、今回紹介したPawEditorを開発しているFonePaw社は、他にも動画に関連したソフトを開発していますので
公式サイトをぜひチェックしてみてください!
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